約千年の歴史を持つ天明鋳物
天明鋳物(てんみょういもの)の起源は平安時代
室町時代から江戸時代初期に最盛期を迎えました
特に茶の湯釜は
「西の芦屋に東の天明」
と言われ、千利休・豊臣秀吉・徳川家康など
名立たる偉人達が愛した、佐野市が誇る名品です
天明鋳物の繊細な感性・技術・情熱をお届けしていきます
佐藤の日に佐野観光ボランティアガイド協会において特別ガイドツアーを実施いたしました。
藤原秀郷公ゆかりの地を巡り、最後は若林鋳造物にて
天命鋳物師 次期六代目 : 若林美延(わかばやし みのぶ)さんに天明鋳物の歴史と制作方法について教えていただきました。
型に流し込み製造品を取り出す際には歓声が上がりました
参加者は若林鋳造物にある国指定重要有形民俗文化財を目で見て歴史の深さを確認していました。
佐藤の日会場では栗崎鋳工所で制作された金型で焼く「秀郷焼き」が販売されました。
祝!! 「佐野の天明鋳物生産用具及び製品」が国重要有形民俗文化財指定へ
佐野市では、長年、「天命鋳物伝承保存会」と協力して天明鋳物生産用具等の国重要有形文化財指定に取り組んできました。そして、令和6年1月19日に文化審議会から新たに国重要有形民俗文化財に指定するよう、文部科学大臣に答申されました。
今年度内には、国重要有形民族文化財に指定される予定です。
赤見地区公民館で赤見地区コミュニティ文化祭が開催され、11月3日(金・祝)〜5日(日)まで、江田ケイさんの作品が、展示されます。ぜひ足をお運びください。
「 天明鋳物 ✕ 食 」