―  佐野市・芦屋町鋳金作品交流展 —

天明・芦屋 令 し の  和 の 美　

　親善都市である栃木県佐野市と福岡県芦屋町が、相互の文化理解を深め、両住民の鋳物や茶道文化に対する活動の活発化を図るために開催されます。今回は佐野市の鋳金作家が作成した作品10点と、芦屋釜の里工房鋳物師が製作した作品10点が一堂に展示されます。現代の「西の芦屋、東の天明」の名品を是非この機会にお楽しみください。

また2019年11月2日（土）から2019年12月8日（日）の期間は、芦屋町にある「芦屋釜の里」でも同展示が行われます。こちらもお時間があります方は是非足をお運びください。

ごあいさつ

　その昔、「西の芦屋に東の天明」と謳われ、名だたる茶人から愛された茶の湯釜を生み出した、佐野市と福岡県芦屋町。

　歴史に刻まれたご縁が、平成の世に、子どもたちの交流に始まり、鋳物関係者や茶道をはじめとする文化人の交流へと広がりました。平成27年から4回にわたる文化交流事業は、鋳物や茶道といった共通の背景を持つ人々が、互いに刺激しあい、高めあい、それぞれの街の文化の醸成に尽力してきました。

　令和の世となった本年、現代の天明と芦屋の鋳金作品をご覧頂ける初めての作品展を開催いたします。それぞれの地で、歴史に裏打ちされた文化が、育まれ、継承されていく姿をお楽しみください。

　むすびに、本展の開催にあたり、ご尽力いただいた芦屋町と本市の関係者の皆様に、心よりお礼申し上げます。

佐野 芦屋文化交流事業実行員会会長

佐野市市長　岡 部　正 英