\日本伝統工芸展 @日本橋三越/

昨日、国内最大規模の公募展、日本伝統工芸展に行ってきました!
開催場所は、日本橋三越。
言わずと知れた、百貨店の老舗

オシャレなご婦人方を横目に、紫のスニーカーで来てしまったのを少し後悔しつつ、せめて黒のスニーカーにしておけばと思いながら、7階へ…(;^ω^)

この、工芸展に佐野市の鋳物師である、江田 蕙さんと正田忠雄さんの作品が入選されて展示されています!
金工のエリアを観ていると、金属は、鈍色の重たい色のイメージがあるかと思いますが、ゴールドやシルバー、赤など、自然の色を駆使した鮮やかな作品が目に飛び込んできました👀
※展示の写真がNGのため、撮影できませんでした…📵

また、昨日は、女性の金工作家として、初めて人間国宝に選ばれた鍛金の大角幸枝さんによるギャラリートークがありました。
テーマは「生活の中の工芸品」。
大角さん曰く、生活の基幹となるものに使用するものではなく、上質で豊かな生活のために必要なものとして使用して頂きたいとおっしゃっていました。
日常に使用する工芸品という意味合いより、美術工芸品としての意味合いが強いものだと感じました。

鉄が、アルミやプラスチックにとってかわり、置物を置く床の間も少なくなってきているともおっしゃっておりました。
今は便利なものに流れ、めんどくさいものや難しいものは、淘汰されていく時代になってきています…。
しかし、機械、大量生産では表現しきれない丁寧できめ細やかな手仕事には目を見張る部分もあります。
芸術性の高い工芸品と普段使いの工芸品とはまた別のジャンルだと思いますが、私はもっと色んな人にその魅力を感じてもらえれば良いなと思います。
個人的な意見なので、色々思われる方もいらっしゃるかと思いますが、色々アドバイスよろしくお願いいたします🙂

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第64回日本伝統工芸展
9月20日(水)~10月2日(月)
午前10時30分~午後7時30分

日本橋三越本店 本館・新館7階ギャラリー
入場無料
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